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ツボ押しで身体をセルフケア!

肩が凝る・腰が痛い・目が疲れる・手足が怠い等、身体に現れる不調は様々あります。

そして身体に不調が現れたとき、手は自然とその部位を押したり、さすったり、叩いたりして症状を軽減させようとします。

これは感覚を伝える神経繊維の太さが関係しています。太い神経の感覚は細い神経の感覚よりも脳への情報伝達が優先されます。

痛み(痛覚)を伝える神経繊維は細く、触られている・押されている感覚(触圧覚)を伝える神経繊維はそれよりも太いので、さすったり叩いた感覚は上書きするように痛みの感覚を和らげる事ができるのです。

単純に不快感がある所や押して気持ちが良い所をを東洋医学では阿是穴(あぜけつ)と呼びツボ押しとして触る事もありますが、今回は経絡という”気”の通り道の上に存在するツボ(経穴)を使ってより効率よく身体の不調を整える方法をお伝えしていきます。

目次

ツボを刺激するということ

東洋医学で言う『ツボ(経穴)』への刺激は、痛みや凝りを軽減させる事以外にも期待できる効果があります。
ムクミや疲労を取り除いたり、自律神経に働きかけて内臓の調子を整えたりと、ツボと呼ばれる部位には身体に様々な効果をもたらす力を持っています。

そんな力を持っているため、押し方が悪かったり刺激の量が多すぎたりすると思いもよらない不調に見舞われる事もあります。

ではどのツボを、どのように、どれくらいの時間と強さで刺激をすると身体の調子を上手く整えられるのか解説していきますので、参考にしてみて下さい。

ツボとは?

ツボ(経穴)とは経絡の上に存在する、「気」が多く集まる場所と言われています。
経絡とは気の通り道。経絡には12の正経と、8つの奇経の合わせて20あります。

東洋医学では、体の中には気と呼ばれる生命エネルギーが経絡に沿って流れていて、気の流れがスムーズであれば、健康を保つことができると考えられています。
東洋医学における痛みのメカニズムはとてもシンプルで、
『不通則痛(気の流れが止まれば痛む)』
『不栄則痛(気の流れが弱まれば痛む)』
の2つだけです。

この2つの原因は、ツボへの適切な刺激によって改善を図る事ができます。
またツボは、穴と呼ばれるように、熟練した鍼灸師やマッサージ師が触ればわずかな凹みとして捉えられる場所も多くあります。

ツボへの刺激方法

ツボへの刺激方法は、押す・揉む・こねる・叩く・鍼を刺す・灸を据える(温める)など様々あり、方法によって得られる効果が異なる場合があります。

今回は自宅で簡単に行える方法として、ツボをピンポイントで捉えて押す、ツボ周辺を叩く・温めるという3種類の刺激だけを使って、身体を整えていきましょう。

セルフケアに使える身近なツボ

実際に、ご家庭でも気軽に行えるツボを紹介していきます。
有名な経穴ばかりなので、知っている方もおられると思いますが、場所と効果をもう一度確認してみましょう!

足三里(あしさんり)

これからの季節は冷房の効いた部屋でお酒を飲んだりアイスを食べる事もあるかと思います。これでは体調不良が夏バテの域を超えても仕方ありません。お腹の冷えは夏風邪、下痢、食欲不振、倦怠感に始まり、頭痛、肩こり、耳鳴、めまい、頻尿など不定愁訴の原因にもなります。長引く五十肩や腰痛も、お腹の冷えから整える事が重要になります。

そのような時、必ず治療に加えるツボが「足三里(あしさんり)」です。
このツボは、腹痛、下痢、嘔吐など胃腸の不調、膝痛や足のしびれなど足のトラブル、歯痛、歯槽膿漏など様々な症状に効果があるとされています。夏バテ防止、冷房病対策には、この場所を温めてあげると良いでしょう。また、吐くに吐けずに苦しい時押すと、身体にとって必要があれば、自然に吐くことができるツボです。

俳人、松尾芭蕉の「奥の細道」のはしがきには「ももひきの破れをつづり、傘の緒つけかへて、三里に灸すうるより.....」と言うところがあり、足三里に灸をすえて、2,400Kmにも及ぶ道のりを歩いて旅したといいます。

足三里は膝のお皿の下にある骨の出っ張りから親指1本分外側にあります。

三陰交(さんいんこう)

冷房の中で無意識に足首を組んでいる事はありませんか。それは、身体が冷えてきた最初のサインです。三陰交というツボは、足首の内側にあり冷えの影響を受けやすいツボの1つです。人は自然に冷えに反応して、このツボを冷えから守ろうと行動します。夏場といえども「三陰交」が隠れる靴下を履くことがお勧めです。

身体が冷えている時の「三陰交」は、ツボ自体も冷たく、力がありません。下痢、生理痛、頭痛などと共に、全身倦怠、食欲不振といった夏バテ症状もみられます。息を吐きながら、ゆっくり「三陰交」を押してみて下さい。痛みがあれば、足ばかりか腹部もかなり冷えていると考えます。

そのような時は胃腸の働きが低下しており、身体を温める力が十分発揮できずにいるのです。ドライヤーなどで三陰交を温めると、足元から冷えが改善されるのが感じられるかと思います。

また、婦人科疾患や安産のツボとしても有名な経穴ですが、安定期に入るまでの妊娠初期の三陰交への刺激は流産の危険性を高めますので、妊娠中の方はこの部位へのセルフケアは行わないようにして下さい。

三陰交は内くるぶしから足の骨に沿って指4本分上にあります。

百会(ひゃくえ)

百会は督脈という経絡に属するツボです。
百会というツボ名の由来は「百(多数)の経絡が会する(集まる)場所」であるからです。
百会は、督脈に属しますが、督脈のほかにも手の少陽三焦経、足の少陽胆経、足の太陽膀胱経、足の厥陰肝経というの五つの経絡とつながっています。非常に重要な「交会穴」(複数の経絡が交わるツボ)となっています。

つまり百会を刺激すると、これら五つの経絡が支配する内臓や筋肉、神経、血管、リンパなどに広く働きかけることができるということです。

そのため、百会は耳鳴り、めまい、頭痛、視力低下、目の充血、鼻づまり、頭痛、抜け毛など頭部の症状から、胃下垂や痔といった消化器の症状、高血圧など循環器系の症状、神経や精神的症状にまで、幅広く効果があるツボとして知られています。

百会は左右の耳の1番高いところから伸ばした延長線上の交点にあります。

肩井(けんせい)

肩こりを医学的にみると、肩の使いすぎ、頸椎(けいつい)の障害、内臓の障害、感覚器の障害など様々な原因で起こります。どのような原因かを明らかにしたうえで肩こりの治療をすることが望ましいと思います。ここでは、肩の使いすぎやストレスによる肩こりのツボを紹介します。

 肩こりの代表的なツボといえば「肩井」です。肩上部のほぼ中央にあります。肩井の「肩」は肩の意、「井」は陥凹の意、すなわち肩井は、肩でその下は井戸のように空洞になっているところに当たるツボです。実際、肩上の中央部の下は胸郭という大きな空洞があります。

 肩井は、古来より肩こりのツボとして親しまれてきた馴染みのツボです。肩こりは手作業でも起こりますが、精神的ストレスでも起こります。したがって肩こりをほぐすことは、心のこりをもほぐすことに通じます。肩井を押す、温める、あるいは軽く叩くような刺激を入れると、気持ちがスーッとします。なお肩井への急激で強い刺激は、ときに脳貧血を引き起こすこともありますので、軽い刺激から始めましょう。

肩井は首を前に倒すと一番出っ張る背骨(第7頸椎)と肩の上の出っ張り(肩峰)を結ぶ線の真ん中にあります。

合谷(ごうこく)

合谷の「合」は親指と人差し指が“出会う位置”という意味で、「谷」は親指と人差し指を開くと“深い谷”のように見えるため「合谷」と名づけられました。その開いた状態が虎の口に似ている事から、「虎口」とも呼ばれます。そして、その谷間から身体中のエネルギーが湧き出てくると言われています。

風邪のひきはじめ、頭痛、鼻血、鼻水、歯痛、視力低下など幅広い症状への効果が期待できます。また、ほかにも肩コリ、ストレスなどにも対応しており「万能のツボ」と呼ばれています。

近年、パソコン操作が多くなったことで慢性的な目の疲れ、肩コリ、腕の疲れに悩まされている人が増えています。合谷(ごうこく)はパソコン作業に関連するほとんどの疲れに対応しているので、デスクワークが多い方には特にお試しいただきたいツボです。
パソコンを前にしてお仕事を頑張っている方は、合谷(ごうこく)を押して、身体を優しく労ってあげてはいかかでしょうか。合谷(ごうこく)を正しく刺激できると、目がスッキリするのを実感できると思います。

合谷は手の親指と人差し指の間で人差し指の付け根の骨に当たるところにあります。

まとめ

今回紹介した経穴は、様々な症状に対応できます。
当てはまる症状がある方は、何らかの刺激を対応するツボに加えてみてはいかがでしょうか?

近年、ツボ押しツールとして色々な商品が一般販売されています。
刺激過多には十分注意して、ご家庭で健康を手に入れましょう!

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